先週末に行われたセリエAの上位対決。
好調ローマは敵地でインテルに1-3と勝利し、セリエAでの連勝を「4」にまで伸ばした。
そんなこのゲームで、先制ゴールと2点目をあげたのはセリエA屈指の“タックラー”として知られるMFラジャ・ナインゴラン。いずれも、上手さと豪快さを兼ね備えたミドルシュートだった(「Youtubeで見る」からご覧ください)。
11分:ラジャ・ナインゴラン(0-1)
59分:ラジャ・ナインゴラン(0-2)
まずは11分、左サイドを駆け上がると切り返し、左斜め45度の角度から右足を振り抜きゴール!そして59分にはカウンターから一人でボールを持ち運ぶと、ペナルティエリアの少し手前から強烈な一撃を突き刺した。
ハードなタックルに代表される守備力を武器にしているナインゴラン。ピアチェンツァやカリアリ時代は毎年2、3ゴールほどしかあげていなかったが、ローマ加入後は得点力がグーンとアップ。ここ3シーズンは5得点以上が続いており、今季にいたってはセリエAですでに9ゴールをあげている。
なかでも目立つのはミドルシュートであり、ボールを持ち運んでからゴールを奪うというシーンが非常に多い。ひょっとしたら、今世界で最も優れたミドルシューターと言えるかもしれない。
ナインゴランは今季、公式戦で12ゴールを記録している。