マンチェスター・ユナイテッド対サウサンプトンのEFLカップ決勝がウェンブリーで行われた。

サウサンプトンにとっては1976年のFAカップ以来となるビッグタイトルへのチャレンジだった。そのなかで、吉田麻也は無失点での決勝進出に貢献し、英紙が特集を組んだほどだった。

だが、吉田も先発した決勝ではサウサンプトンは20分も持たずに失点。ズラタン・イブラヒモヴィッチのフリーキックで先制されると、さらにジェシー・リンガードにも追加点を許す。

だが、セインツはこの冬にナポリから1400万ポンド(19.5億円)で獲得したイタリア人FWマノーロ・ガッビアディーニが爆発!前半終了間際と後半3分に連続してゴールを叩き出し、2-2のタイスコアに。

そのまま終盤に突入するも、87分にイブラヒモヴィッチがヘッドで勝ち越し点を奪ってこれが決勝点。

粘りを見せたサウサンプトンは、ポゼッション・シュート数・コーナーキック数ではユナイテッドを上回っていた。だが、惜しくもタイトルまであと一歩届かなかった。

試合後、吉田はユニフォームで目をぬぐう仕草も…。

英紙『Mirror』はその吉田について、「10点中7点:Good。完成されたパフォーマンスは、リンガードへの素晴らしいスライディングタックルに集約されていた」との評価をつけていた。

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