『Kingfut』は23日、「エジプト1部リーグのワディ・ディーグラは、キャンプで喧嘩をしたGKイサム・アル・ハダリーを移籍リストに載せた」と報じた。
先日行われていたアフリカネイションズカップ2017でエジプト代表の守護神を務めた44歳の「生ける伝説」GKアル・ハダリー。
ムハンマド・アル・シャーナウィとシャリフ・イクラミーの怪我による急遽の出番であったが、エジプトを決勝戦まで導く活躍を見せて注目されていた。
しかし記事によれば、彼は木曜日に行われたワディ・ディーグラでのトレーニングキャンプにおいて、第3GKのハーリド・ワリードや他のチームメイトを殴るというトラブルを起こしたという。
ワディ・ディーグラの監督を務めるアハマド・ハッサン“ミド”氏は、これを受けてアル・ハダリーをキャンプから追放する処分を下した。
さらにその後ミド監督は彼に謝罪することを要求したが、アル・ハダリーはそれを拒否。その結果、無期限の追放処分と罰金が科されることになったようだ。
一方、『Kingfut』によればアル・ハダリー本人は「殴っていない。彼の胸ぐらをつかんで顔にジャージを投げつけただけだ」と語っているとのこと。
また移籍の件については2ヶ月前からクラブとの間で話し合いが進んでおり、ベルギーのリールセなどと交渉していることを明らかにした。暴力事件の有無にかかわらず、今季限りでワディ・ディーグラを離れる可能性は高かったという。