『Daily Mail』は22日、「ブライトン&ホーヴ・アルビオンのCEOポール・バーバー氏は、中国は北米サッカーリーグを思い起こさせると話した」と報じた。

数年前から「爆買い」とも呼ばれるほど海外のタレントを引き入れてきた中国。今冬は一層資金が投入され、カルロス・テベスの給与は世界最高額であるとも言われる。

しかし、その強大な資金力のバックボーンには不安の声もあり、中国政府もその規制に動いているとも言われる。

かつてアメリカ・メジャーリーグサッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスでディレクターを務めていたバーバー氏は、ロンドンのスポーツ産業イベントでの公演で以下のように話し、倒産した北米サッカーリーグ(NASL)に似ている状況だと語った。

なお、1967年に発足したNASLはペレやジョージ・ベスト、フランツ・ベッケンバウアー、ヨハン・クライフなどを獲得して話題になったものの、1984年に経営難から解散することになった。

ポール・バーバー

「最初の2~3シーズンは、少し奇跡のように動くものだ。それは輝かしい。とてもエキサイティングであり、非常に落ち着いている。

年齢を重ねたスーパースターをトップディヴィジョンに呼ぶことは素晴らしいものだ。中国のケースはそこまでではないが、しかしそれがどれだけ持続可能なものなのだろうか?

NASLは中国の現在の状況にとても似ていた。彼らは世界でも屈指のタレントを獲得した。そして数年間プレーした。

多くの観客を誘致した。多くの金を生み出した。そして、NASLは死んだ。なぜなら、その背後に持続性がなかったからだ。

現時点の中国はまるでそのように見える。ただ、誰が未来を予期できるのか?中国は中国だ」

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