『Times』は20日、「モナコの副会長ヴァディム・ヴァシリエフ氏は、ベルナルド・シウヴァに関心が寄せられていることを認めた」と報じた。
ベルナルド・モッタ・ヴェイガ・デ・カルヴァーリョ・エ・シウヴァ、通称『ベルナルド・シウヴァ』は1994年生まれの22歳。
ベンフィカの下部組織で育っていたが、そのトップチームでは1試合しか出場していない。2015年にモナコにローン移籍して大きな活躍を見せ、半年後に1575万ユーロで買い取られている。
大柄ではないが高いテクニックと精度の高いパスを持ち、得点力まで備えている攻撃的MFとして注目を集めており、多くのクラブから関心が寄せられている。
彼に対してはイングランド・プレミアリーグのチェルシーが獲得に動いていると言われ、7000万ポンド(およそ97億円)の入札に向けた準備を進めているとも。
この件について聞かれたヴァシリエフ副会長は以下のように話し、チェルシーと明言はしなかったものの、関心が寄せられていることを認めた。
ヴァディム・ヴァシリエフ
「そうだね。詳細について話したくはないが、多くの主力選手には主要なヨーロッパのクラブからの関心がある。
これを明かすべき時間ではない。今季を終えて、来季のプロジェクトを考えてからだ。コーチも選手たちも今シーズンに集中している」
なお、ベルナルド・シウヴァには他にもバルセロナ、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムなどが接近しているという。
モナコでは他にもMFティムエ・バカヨコ、FWキリアン・エンバッペ・ロタンなどに主要クラブからの関心があると言われる。