『Reuters』は20日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、サットン・ユナイテッドとの試合に懸念があると語った」と報じた。
月曜のFAカップ5回戦で5部に所属するサットン・ユナイテッドとの試合を迎えるアーセナル。大敗したバイエルン戦を受けてのものということで、クラブにとっては大きな試合となる。
力の差は間違いなくあるが、先日もバーンリーがノンリーグのクラブに敗れており、カップ戦ではジャイアントキリングが起こるもの。
この試合に何か懸念はあるかと聞かれたヴェンゲル監督は以下のように話し、3つの点を心配していると語った。
アーセン・ヴェンゲル
「第一に、それはピッチのことだ。
第二に、相手の情熱だ。
第三に、我々が大きな戦いに臨む準備ができない可能性があることだ。無意識のうちに『問題ないさ、ノンリーグのチームだ。普通にやれば勝てる』とね。そうはならないよ」
「理想的に言えば、できれば普通の芝でプレーしたい。しかし、このようなものも受け入れなければならない。
戦いというのは、目の前にあるものに対処することでもある。我々は人工芝に直面しているし、それに対処する必要がある。
サットン・ユナイテッドは濡れたピッチだと聞いている。彼らは試合の前に水を撒く。ボールの動きが速くなる。
人工芝のジョイントのところが重くなる。滑ることはできない。僅かな違いがいつもサッカーを変える。しかし、そのスピードの違いに慣れなければならないよ」