『ItaSportPress』は16日、「ペスカーラのダニエレ・セバスティアーニ会長は、ゼーマン監督の招聘について話した」と報じた。
今季セリエAで最下位に沈んでいるペスカーラ。先日マッシモ・オッド前監督を解任し、ズデネク・ゼーマン氏を新指揮官として招聘した。
ペスカーラはかつてゼーマン氏に率いられてセリエBを勝ち抜き、昇格を勝ち取った経験がある。
セバスティアーニ会長は彼の招聘について以下のように話し、ゼーマンを教祖のように崇めているから契約したわけではないと語った。
ダニエレ・セバスティアーニ(ペスカーラ会長)
「この大会の難しい瞬間に、ペスカーラへ素晴らしいコーチがやってきたよ。
ゼーマンにはいい未来を作り上げるための時間を与えなければならない。そして、来季に向けた種まきをするだろう。
しかしながら、それは今季のセリエAでの奇跡を諦めたということではない。不可能ではないのだ。まだ終わっていないからだ。
多くの試合が残っている。このチームは諦めるという精神を持ってはいない。
ゼーマンはいつもゼーマンである。しかし我々は、2012年に見た7連勝のようなものを期待することは出来ない。時間も違えば、メンバーも違う。
我々は彼のイメージだけで契約したわけではない。あるいは、我々が彼のことを教祖のように思っているからでもない。
今季の残留を信じると同時に、来季のためでもある。もし降格したとしてもね。彼は18ヶ月の契約を結んだのだから」