『Evening Standard』は14日、「元アーセナルのDFマーティン・キーオンは、メスト・エジルの献身性の不足を指摘した」と報じた。
昨季の前半戦では圧倒的なペースでアシストを積み重ねていたメスト・エジルであるが、今季はやや不調が続いており、ヴェンゲル監督も「自信を失っている」とも発言した。
かつてアーセナルの最終ラインを支えたセンターバックであったマーティン・キーオンは以下のように話し、エジルはボールのないところでもっと貢献しなければならないと語った。
マーティン・キーオン
「エジルは一種の『アイシング・オン・ザ・ケーキ』(良いものをさらに良くする)タイプの選手だ。
アーセナルは彼からもっと多くのものを引き出さなければならない。特に、守備的な観点から言ってだ。
彼の創造性については誰もが語れる。しかし、デニス・ベルカンプやティエリ・アンリ、ロベール・ピレスらは、創造性を提供しながらも、仕事率でも貢献できた。
新世代の選手はそれら両方を備えているものだ。そして、ボールを持っていないときにエジルからそれを十分得ているかと言えば、私はわからない。
私は不公平な見方をしているかもしれない。戻っていくのは難しいかもしれないが、他の選手がそれをやっているのも見ているわけだ。
彼が見せる態度はひとつの問題だ。そして、これまで彼は苦しんできた。特に大きな試合においてね」