なでしこジャパンの新キャプテンに就任した熊谷紗希。
DFでありながらパスの精度も高く、攻撃を組み立てるパスも蹴ることができる近代型のセンターバックだ。
そんな熊谷といえば、PKが得意な選手でもある。
記憶に新しい2011年の女子ワールドカップ決勝では、PK戦の4人目のキッカーとして登場し見事成功。また昨年5月に行われた女子チャンピオンズリーグ決勝でも、「これを決めれば優勝」というPK戦の場面でキッカーを任され、見事リヨンの欧州制覇に貢献した。
そんな熊谷のPKは、強豪リヨンでも高い評価を得ているようだ。
こちらは、先日行われたマルセイユ戦のハイライト映像。
リヨンは前半にPKを獲得するのだが、この場面でキッカーを任されたのも熊谷だったのだ。
長くもゆっくりとしたお馴染みの助走からコンパクトに右足を振り抜き、ゴール!やはり巧さを感じさせるPKだ。
リヨンは14度のリーグ優勝を誇り、欧州の中でも名門クラブの一つである。そうしたチームでPKキッカーに選ばれているというのは、なかなか立派なことである。