『El Confidencial』は7日、「レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、アメリカの企業にインターネット上での肖像権を売却することに合意した」と報じた。
記事によればその期間は10年間で、売却額についてはおそらく5億ユーロ(およそ594.5億円)程度になるとのことだ。
米国の会社というのはイギリス、アメリカに本拠地を置くメディア企業Providence Equity Partners(プロヴィデンス・エクイティ・パートナーズ)。
彼らはインターネット上でのプロモーションが高く評価されるアメリカ・メジャーリーグサッカーの肖像権の25%を所有しており、既に大きな実績がある。
この取引を仲介したのはスペインに本拠地を置いている投資ファンドKey Capital Partners(キー・キャピタル・パートナーズ)であるとのこと。
なぜこれほどの大きな収入を必要としたかという理由については、メディアでは「フロレンティーノ・ペレス氏が次期会長選挙を睨み、財政の健全化を図ったため」と推測している。
インターネット上での画像の権利はまだ未開拓の収入源であると考えられており、今後レアル・マドリーはそこに手を伸ばしていく方針であるとのこと。