先日、プロサッカー選手としてのキャリアを今季限りで終えるという決断を下した元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム。
まだ33歳でありながらピッチを離れることを決め、さらに現状ではフロント入りの話も断っているという。
今後何年もトップレベルでプレーできるはずの彼がなぜそんな決断をしたのか?世界中から大きな疑問が投げかけられた。
それに対してラームは自身のSNSで以下のように話し、サッカーを一歩引いて見ることで自分の経験の活かし方を考えたいからだと語った。
フィリップ・ラーム
「決断を下すまでには時間が必要だった。この夏にプロサッカー選手としてのキャリアを終えるという選択について、もう少し詳細な考えを伝えたい。
代表チームから引退した時、僕は自分の内面を信頼していた。キャプテンとして、常に最高品質のプレーを見せることはとても重要なんだ。
そして、今季を終えてなお、それを続けることはできない。そう理解している。
僕は11歳からバイエルン・ミュンヘンでプレーしてきた。シュトゥットガルトでの2年を除き、僕は常にこのジャージを着ていた。
したがって、僕はいつかバイエルンで再び共に働くことになる。それは、自分にとって明白な未来なんだ。
誰もが知っているように、僕は準備が好きな人間だ。一歩後ろに下がってみて、サッカーを遠くから眺めて、専門知識や経験をどうやって使っていくか。その方法について考えたいから、こういう決断をした。
僕は常に多くの考えを抱いていて、最終的にこの決断にたどり着いた。ドイツ代表からの引退に続き。これは僕のキャリアの完成を意味する。
僕の決断、そしてその明白な状況を伝えることができて、とてもうれしいよ」
「今のところ、僕の視点は完全に残りの試合だけに向いている。おそらく、この経験はこれまでよりも深いものになるだろうね。誰もが、これが僕の最後になるということを知っている。
我々はDFBポカールの準々決勝に進んでいる。5年連続チャンピオンも達成したい。そして、来週にはアーセナルという指標になる相手と対戦する。
大きなゴール、その先に待っている挑戦がある。さあ、やってやろう!」