『Bild』は5日、「バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表FWドウグラス・コスタは、クラブを離れる可能性を示唆した」と報じた。
2015年夏にシャフタール・ドネツクからバイエルン・ミュンヘンに加入したドウグラス・コスタ。3000万ユーロ(およそ36.2億円)もの移籍金が動いたものの、その期待に応える活躍を見せた。
しかし今季カルロ・アンチェロッティ新監督の下では出番を減らしている。そこにはアリエン・ロッベンとフランク・リベリの復活があり、その2名はすでに契約を延長している。
先発の機会が減少してしまった彼はインタビューに対して以下のように話し、プレー時間が増えない場合は移籍を検討すると示唆した。
ドウグラス・コスタ
「幾つかの要素に依存することではあるが、重要なのはプレー時間だ。
僕は中国から幾つか巨大なオファーを受けている。そして、ヨーロッパのビッグクラブからも。
シーズンが終われば、我々はテーブルをともにして全てを分析するだろう。しかし、第一には今季獲得可能なタイトル全てを獲ってシーズンを終えることに集中している。
今すぐにバイエルンを離れるという意向はない。タイトルを獲りたい。バイエルンを愛しているし、ここでタイトルを奪えると思うし、キャリアの中で最高レベルに到達できる。バロンドールも獲れる。チャンピオンズリーグも勝てる。クラブワールドカップにも出られる。
僕は全ての大会で勝ちたい。ブラジル代表でワールドカップに勝ちたい。そして、新しいマーケットについて考える。
クラブの名前についてはコメントできないが、イングランドやスペイン、フランスからの接触がある。
しかし、バイエルンをリスペクトしている。まずは彼らが何を考えているのかを把握してから、決断を下すだろう。
バイエルンとは2020年まで契約を残している。あと3年だ。もちろんサッカーはビジネスであるから、バイエルンが入札を受け入れればそうなる」