先週末、カンプ・ノウでアスレティック・ビルバオを3-0で下したバルセロナ。
試合を決定づける2点目を奪ったのは、リオネル・メッシだった(「Youtubeで見る」からご覧ください。00:51から)。
右サイドの角度のない位置からフリーキックを直接決めたメッシ。相手GKゴルカ・イライソスのミスにも助けられたが、こうした位置からゴールを狙えるのは自信があってのことだろう。
そんなメッシは、今季直接フリーキックで4ゴールを奪っている。その全てが2017年に入ってからのものであり、今年に入ってからの10試合であげた8点のうち、半分にあたるフリーキックということになる。
そのゴールはいずれも過去記事で映像を紹介しており、時系列順に並べるとビルバオ戦、ビジャレアル戦、ビルバオ戦。なかでもビルバオからは直近の3試合で全てフリーキックからゴールを決めていることになる。対戦相手からするとこれはトラウマレベル…。
逆に言えば、今季メッシは1月に入るまでフリーキックからゴールを決めていなかったということになる(代表戦では1ゴール)。それはそれで不思議なことだが、いずれにしても今やミラレム・ピャニッチと並ぶ世界最高のフリーキッカーと言って良い。
なお、この日のゴールによってメッシがバルセロナであげた直接フリーキックの数は27に。これによりロナルト・クーマンが持っていたクラブ記録(26)を更新し、単独でのレコードホルダーとなった。