『The National』は4日、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランのコラムを掲載した。
かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした経験を持っているフォルラン。イングランドではスーパーサブという立場に留まったものの、ファーガソン監督の下で重要な経験を積んだ。
彼は昔非常に強かった頃のアーセナルを思い出しつつ、もはやヴェンゲルが辞めるまで優勝はムリだと語った。
ディエゴ・フォルラン
「アーセン・ヴェンゲルに対する意見は分かれている。彼は素晴らしい監督なので、悲しいことではある。しかし、そこでは何かが働いていない。
彼らは、アーセン・ヴェンゲルが辞めることを決断するまでの間、重要な優勝候補にはなれないのだ。
アーセナルが優勝候補だと話しているとき、人々は笑っている。なぜなら、それが起こらないことを皆知っているからだ。
2004年以来優勝がないというのは、クラブの価値という点に対していいことではない。私がイングランドでプレーしていた時、彼らは最高のチームだった。マンチェスター・ユナイテッドの選手たちも、彼らの方が強いことを認めていた。
アーセナルは、ユナイテッドが守備的戦術を選択せざるを得なくなる数少ないチームの一つだった。彼らの選手が我々を叩き潰す可能性があると知っていたからだ。
ティエリ・アンリがいた。彼は世界最高のストライカーだった。
パトリック・ヴィエラがいた。彼はロイ・キーンと同じくらい素晴らしかった。
デイヴィッド・シーマンがいた。ロベール・ピレスがいた。アーセン・ヴェンゲルがいて、そこにトロフィーがあった。
彼らは2002年には二冠を達成し、2004年には1試合も負けなかった。勝利するためのマシーンのようだったのにね」