2日、アフリカネイションズカップ2017の準決勝第2戦が行われた。大陸を代表する強豪同士、ガーナとカメルーンがファイナルへの切符を争った。

互いに前線の能力を活かしてチャンスを作ろうとする展開となり、その中で決定的な場面を多く作ったのはガーナであった。

しかし、何度も大きなチャンスを迎えるジョーダン・アユーのシュートがなぜか枠を捉えない。

試合前にこの結果を占った南アフリカの祈祷師は「カメルーンが勝つ」と予知したが、まさに何かに導かれるようにボールは逸れた。

そして72分、カメルーンがセットプレーから先制を果たす。右サイドからムカンジョが入れたボールを、DFジョン・ボイがクリアしきれず。ファーに流れたところでミシェル・エンガドゥ=エンガジがゴールに押し込んだ。

その後ガーナは怪我で本調子ではないアサモア・ギャンも投入し、スクランブル体制で攻撃を仕掛けていく。

ところが、その隙を狙ったカメルーンが試合終了間際に追加点。一発のカウンターで裏に抜けたクリスティアン・バソゴグがトドメのゴールを決めた。

これで決勝のカードはエジプト対カメルーンに決定。南アフリカの最強占い師と言われるノゾ・ジントイントの予言は見事に当たった。

虎の子のギャンを出撃させたガーナだったが、さすがにニュータイプの直感には勝てなかったようだ。

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