昨季のプレミアリーグで驚きの優勝を遂げたレスター。
UEFAチャンピオンズリーグにも参戦することになった今季は大幅な戦力補強を行った結果、岡崎慎司ら優勝メンバーの序列にも変化が出た。
出場機会が激減した選手のひとりが、アルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアだ。2014–15シーズンにはチームトップの得点を叩き出した彼だが、今季のリーグ戦先発はわずか1試合。
そのため退団が濃厚ともいわれている。そんななか、話題になっているツイートがある。
With all respect for LCFC FANS.
I feel betrayed by Ranieri and let down by the club. I will not play again for them...
— Jose Leonardo Ulloa (@Ciclone1923) 2017年1月30日
「レスターファンたちにはリスペクトしかない。(だが)ラニエリには裏切られ、クラブには失望させられた。彼らのためにはもう二度とプレーしないだろう」というもので、発信者はJose Leonardo Ulloaとなっている。
このアカウントには認証マークがないのだが、このツイートをもとに『BBC』でもニュースが伝えられている。
Leonardo Ulloa has vowed never to play for Leicester again and says he feels "betrayed" by Claudio Ranierihttps://t.co/i2uzMp2IXu pic.twitter.com/ufVzkGlUqE
— BBC Sport (@BBCSport) 2017年1月30日
それによれば、サンダーランドから彼に対するオファーがあったものの、ラニエリ監督が放出を拒んだという。ウジョアは『Sky Sports』のインタビューでこう述べていたそうだ。
レオナルド・ウジョア(レスターFW)
「最近の状況は悲しいよ。ここでは素晴らしい2年間を過ごしていたからね。
でも今の自分の状況は構想外だ。
前に進むための最善策は退団することだと感じている。別のどこかでハッピーになれる。
ここ3か月ほど、監督はこう言っていた。もし4~500万ポンド(5.6~7億円)ほどのオファーがくれば、退団を手助けすると。
自分の理解ではそれ以上のオファーがあったのに、それは考慮されなかった。
今日、彼から残って欲しいと言われた。
もしクラブに残ることになれば、自分の将来やキャリアに影響を及ぼすことになる」
一方、ラニエリの意見はこうだ。
クラウディオ・ラニエリ(レスター監督)
「彼を売りたくない。ターゲットマンとしてはイスラム・スリマニがいるが、もうひとりいて欲しい。
レオにはここにいて欲しい。彼には冷静になって私の考えを理解してくれることを願う。
もちろん彼はハッピーではないが、そのことは理解している。
彼は素晴らしい選手であり、素晴らしい男だ。私は彼を信じている」
なお、かつてレスターの公式Twitterでは、上記アカウントを引用してウジョアの誕生日を祝うメッセージを送ったことがある。
Wishing @Ciclone1923 a happy 29th birthday! 🇦🇷🎉 pic.twitter.com/QFOHY27ofO
— Leicester City (@LCFC) 2015年7月26日
だとすれば、本人のアカウントだと考えられるが…。