南アフリカ・プレミアリーグのアヤックス・ケープタウンは、「MFサミーフ・ドウティが5年ぶりに復帰することになった」と報じた。
今年27歳となるドウティ。少年時代からアヤックス・ケープタウンに所属してきた生え抜きの選手であったが、青い夢を追って2011年にチームを離れた。
オーランド・パイレーツ、スーパースポート・ユナイテッド、ビドヴェスト・ウィッツを経て、2015年についに国外への移籍を成功させる。
インディアン・スーパーリーグのアトレティコ・コルカタに入団し、2年間で26試合に出場し10ゴールを決めた。昨年はリーグチャンピオンにも輝き、決勝ではPK戦でも2人目のキッカーを務めている。
彼の夢は「欧州でプレイすること」であり、アトレティコ・コルカタと提携するアトレティコ・マドリーに行きたいという意思も示していた。
しかし今回のマーケットではヨーロッパのクラブを見つけることはできず、自身が少年時代を過ごしたアヤックス・ケープタウンに加入することになった。
だが、アヤックス・ケープタウンのCEOを務めているエリック・エフスタシオウ氏は以下のように話し、彼の契約はわずか5ヶ月であることを明かしている。
エリック・エフスタシオウ
「サミーフは9歳からここで育ったアカデミーの卒業生だ。21歳でパイレーツに行き、スーパースポートとウィッツに行った。そして2年インドで素晴らしいシーズンを過ごしてきた。
彼はこれから5ヶ月間クラブを支援してくれるが、残念ながら短期契約になるだろう。それ以降は何が起こるかわからない。彼の夢はヨーロッパでプレイすることであり、その計画を妨げたくはない」
夢を追い続け、純潔な思いを守り続けるドウティ。生まれ故郷のケープタウンから、再び欧州行きのステップを踏めるか?