カタールで行われているユース年代の国際大会、「アルカス国際カップ」。

レアル・マドリーやPSGといった錚々たるクラブのユースチームが出場しており、日本からは柏レイソルU-17が参加している。

そんな柏はグループBに入りレッドブル・ザルツブルク、バイエルンと同組に。22日、バイエルンとの初戦を戦ったのだが、3-2と勝利している。

開始直後の6分、バイエルンのU-17チームでゴールを量産するFWフランク・ジュニオール・エヴィナに強烈なゴールを許すものの、21分にはオウンゴールで同点に。

すると48分、MF山田雄士が一瞬のスペースを見つけ鋭いパスを送ると、これをFW森海渡が巧みにトラップ。冷静にニアサイドへ沈め、バイエルンから逆転ゴールを奪った。

その後も柏はカウンターからFW正田徳大が追加点を奪いリードを広げる。88分に失点するものの、3-2で競り勝ち名門バイエルンを下している。

その後、レッドブル・ザルツブルクには敗れたものの、柏はグループ2位で決勝ラウンドに進出。次はグループDを首位で通過したレアル・マドリーと激突する。

柏の守護神で、昨年度もこの大会に出場したGK小久保玲央ブライアンは大会期間中に17歳の誕生日を迎えた。マドリー戦にかける想いは強いようだ。

柏は2014年と2016年にも同大会に参加しており、その成績はそれぞれ7位と5位。徐々に順位を上げているだけに、今年こそトップ3を目指したいところだ。

レアル・マドリー対柏レイソルの試合は、日本時間28日(土)午前0時キックオフ予定。

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