そんなレザは今季、チャールトンからヘーレンフェーンへ復帰した。
すると開幕直後から定位置を確保し、コンスタントにゴールを残す。12月以降はゴールラッシュが続いており、現在までに12ゴールをあげニコライ・ヨルゲンセン(フェイエノールト)と並び得点ランキングでトップに立っている。
先々週のADOデン・ハーグ戦では2ゴール、先週のPSV戦では3ゴールをあげたレザ。なかでもMFサム・ラーションとは相性の良さを見せており、この5ゴールのうち3ゴールはサム・ラーションのアシストだ。
へーレンフェーンは現在4位。3位PSVとは勝ち点が8と離れているが、UEFAヨーロッパリーグのプレーオフ圏内を狙える位置にいる(4位から7位がプレーオフ進出)。
ヘーレンフェーンといえば、ルート・ファン・ニステルローイやクラース=ヤン・フンテラール、バス・ドストといったストライカー輩出クラブでもある。イラン出身のレザは、そうした偉大な先人に続くことはできるだろうか?
ちなみにこのレザ、名前のスペルは「Reza Ghoochannejhad」。
オランダ語読みではGの音が抜け、CHがハ行になり、Jがヤ行に変わり、最後のDがほぼ発音しない音になるため、「ホーハニヤート」や「ホーハニヤー」が近い。また、「ホーハネイハト」や「ホーハナイハト」、「グーチャンネジャド」といったものもあり、表記の揺らぎが大きな選手でもある。