『Daily Mail』は21日、「ミドルズブラのアイトール・カランカ監督は、ファンがチームを駄目な方向に進めていると話した」と報じた。
土曜日に行われたホームでのウェストハム戦で3-1と敗北したミドルズブラ。これでシーズン10敗目となり、降格圏までわずかという順位に沈んでいる。
この試合を終えたあとの記者会見で、ミドルズブラを率いているスペイン人指揮官アイトール・カランカ監督は「ファンの雰囲気が悪すぎる」と激怒。
最後の10分はファンの要求でロングボールを蹴らされてしまい、それによって一つのチャンスも作れなかったと強烈に批判した。
アイトール・カランカ
「私は最後の10分間に対して本当に怒りを覚えている。なぜなら、我々はあのようなプレーをしたことはないし、やり方も知らないからだ。そして、観客の雰囲気はひどいものだった。
ファンは選手に多くを要求した。しかし、我々はあのような方向性でのプレーは知らない。一つのチャンスも作れなかった。チームはピッチの上で壊れてしまった。
ファンが理解しなければならないのは、昨季、そして一昨季に我々がどこにいたかということだ。
私は、選手たちはもっとリスペクトされるべきだと思う。過大な要求を突きつけられているよ。
無数の人々がロングボールを要求すれば、最終的には我々はそうせざるを得なくなる。しかし、それは我々が知っているスタイルではない。
我々はチャンピオンシップ(2部)でもそんな試合はしたことがない。そして、我々は昇格を果たしたのだ。
それは変化が必要なものだった。なぜなら、私はここでロングボールでのサッカーをするつもりがないからだ。
誰もにとって難しいシーズンになることは誰もが知っていた。しかし、彼らはクラブが昨季以前にどこで戦っていたかを忘れるべきではない」