21日、『TNP』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、オフサイドルールを撤廃するという案に対して疑問を呈した」と報じた。
先日FIFA VARチーフオフィサーのマルコ・ファン・バステン氏が明かしたルール改訂案は大きな話題になった。
衝撃の内容!FIFAが検討する「サッカー界10の革命」とは https://t.co/0GM4sD32B5
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年1月19日
会議で検討されているという10の新ルールの中には、サッカーの根本的な部分に変化を加えるものもあり、世界中でこれらに関しての議論が巻き起こった。
アーセン・ヴェンゲル監督はこれについて以下のように話し、オフサイドはサッカーを組織的にしているものであり、変えるべきではないと語った。
アーセン・ヴェンゲル
「変化というもの自体はいいものではない。改善こそが本質的な目標である。
提案については、いくつか議論する価値があるものもあれば、大きな興味を惹かないものもある。
興味を持てないものの一つは、オフサイドルールの撤回だ。
オフサイドルールは、チームをよく団結させるものだ。知的なルールであり、試合を形作り続ける上で重要なものだ。
全体的に、サッカーというのは成長してきたものだ。タイトすぎる、コンパクトすぎると言う人々もいる。
しかし、サッカーは常にディフェンスが攻撃に対する障害となるものであり、アタッカーはそれに対しての解決策を見つけてきたのだ」