21日、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは「サウサンプトンからポルトガル代表DFジョゼ・フォンテを獲得した」と公式発表した。

ジョゼ・フォンテは1983年生まれの33歳。ポルトガルではそれほど活躍できなかったものの、2007年にクリスタル・パレスへレンタルされたのをきっかけにイングランドでブレイクした。

2010年にはサウサンプトンに移籍し、2014年には31歳という年齢で異例のポルトガル代表デビューを飾った。昨年夏にはEURO2016優勝を経験している。

今冬はサウサンプトンからの退団を早い段階で希望したことにより、1月に入ってからは起用されることがなくなり、移籍に向けた交渉が行われていた。

なお、移籍金については800万ポンド(およそ11.2億円)で、既に33歳になっているディフェンダーとしてはかなりの額になっている。

彼に代わってサウサンプトンの最終ラインで継続的に起用されるようになった日本代表DF吉田麻也にとっては、この後の半年が大きなチャンスの一つになりそうだ。

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