2014年、adidasとサプライヤー契約を結んだマンチェスター・ユナイテッド。

その契約内容は世界最高額と言われており、10年間で総額7億5000万ポンド(およそ1300億円)とも報じられている。

そんなユナイテッドはadidasとの契約締結後の毎シーズン、ホーム、アウェイ、サードの3つの新ユニフォームを発表してきた。

その秘密について英国『Mirror』が伝えている。

かつてユナイテッドは、アウェイモデルやサードモデルを2シーズン続けて着用することがあった。

上の写真は2010-11シーズン、下の写真は2011-12シーズンのもの。いずれも同じモデルである。

しかし、adidasとの契約後はこのような例は見られず、シーズンが始まる頃には必ず3つのモデルが発表されているのだ。

その理由についてユナイテッドのマネージングダイレクターを務めるリチャード・アーノルドはこのように話している。

リチャード・アーノルド

「この3年間、クラブは3種類のキットを発表する周期を実行してきた。

我々とadidasが経験しているのは、ファンは新たな時代において“目新しさ”を積極的に探しているということだ」

なお、ユナイテッドが開催するサポーターズフォーラムでは、旧来のサイクルに戻す必要性についても指摘があったとのこと。

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