15日、ベルギー1部のシント=トロイデンが「小野裕二がチームを離れ、日本へ帰国することになった」と発表した。

クラブからは「相互の合意のもとに契約が解除された」という報告のみだったが、『Het Velang Van Limburg』ではその理由についても伝えられている。

小野裕二は昨年9月に顎を骨折したために長期の離脱を余儀なくされていた。それから復帰することには成功したが、今冬行われていたラ・マンガ(スペイン)でのキャンプでも足の付根に問題を抱えており、難しい状況だったという。

そして金曜日(13日)に監督のフィリップ・ブーシュと会談を行い、小野裕二の側から『日本に戻りたい』という希望が寄せられたとのこと。

小野裕二は外国人選手であったこともあり、シント=トロイデンでは比較的大きな給与を受け取っていたことから、クラブ側もそれを前向きに了承したという。

また、シント=トロイデンは現在12位と苦戦しており、後半戦に向けてストライカーの補強を考えているとのこと。

ワトフォードからズルテ=ワレヘムに貸し出されていたベルギーU-21代表FWオビ・ウラレの獲得を検討しており、小野裕二の退団で浮いた資金をそちらへ回す予定だという。

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