プロサッカー選手にもなれば、SNS利用もある程度のモラルが求められる。
Jリーグでは新人研修の際に、そうしたプログラムも用意されているという。
今回は、イングランドで起こった珍事をご紹介。
イングランド7部サザン・リーグ・プレミア・ディヴィジョンに所属するヒッチン・タウン。このほど、19歳のアルフィー・バーカーという選手を解雇したのだが、その理由はTwitterの利用にあったという。
A footballer who was sacked after abusing Harry Arter on Twitter over the death of his baby has apologised
More: https://t.co/NYE6zcr95v pic.twitter.com/yO2nYwch1Q
— BBC Sport (@BBCSport) 2017年1月5日
事件が起こったのは1月3日。この日、プレミアリーグではボーンマス対アーセナルの試合が行われ、ゲームは3-3で終了した。
試合はボーンマスが3-0とリードするも、その後アーセナルが怒涛の追い上げを見せ追いつくという展開。ボーンマスとしては勝ち点「2」を落としたと言っていい内容だ。
この試合を見ていたバーカーは試合後、フル出場を果たしたボーンマスMFハリー・アーターに対してTwitterで暴言を吐く。
Disgusting what that non-league footballer said to Harry Arter last night after the Arsenal game
Hes been sacked pic.twitter.com/PDi8TTsRMf
— Bateson87 (@bateson87) 2017年1月4日
こちらがバーカーのものと思われるツイート。勝利を逃したアーターを侮辱する内容だ。
この行動が問題となり、ヒッチン・タウンはバーカーを解雇。投稿されたツイートはわずかに2つだが、取り返しのつかない結果となった。
英国『BBC』によれば、バーカーは試合を見ながらビールを数杯飲み、興奮状態になっていたよう。「なぜハリー・アーターとその家族に(攻撃が)集中したのか自分でも分からない。自分がしたことを本当に申し訳なく思う」と話しているという。
お酒を飲んだらTwitterをやるな―私たちにとっても教訓になりそうな話である。