1月1日、日本代表監督のヴァヒド・ハリルホジッチ氏は『FIFA.com』のインタビューに応えた。
今年は2018年ワールドカップの予選がクライマックスを迎える日本代表。UAE戦での敗北が響き、まだ全く安心できない状況にある。
その戦いに向けて、監督を務めるハリルホジッチ氏は以下のように話し、いいFWとGKを育てること、そして戦いの精神を高めることが必要だと語った。
ヴァヒド・ハリルホジッチ
「今、我々は様々なポジションからゴールを奪っている。ミッドフィールドから、そしてフォワードから。
それは良いことだ。しかし、私が求めるものはピュアである。それは、純然たるゴールスコアラー。試合の中において1~2回のチャンスを活かせるかもしれない選手だ。
私はそのようなタイプの選手を見つけなければならない。あるいは、誰かしら育てなければいけない。
いいチームには必ずそのような選手がいる。流れに乗れているときでも、波に逆らっているときでも、ゴールを決める方法を見つけ出す選手が。
良いストライカーと良いゴールキーパーを育てることは可能だ。そして、決定的なものだ。
世界最高と呼ばれる国はそれらの重要なポジションに良い選手たちを備えている。もしそうでなければ、結果を期待することはできない。
クラブレベルでもそうだ。バイエルン、バルセロナ、レアル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド。彼らは皆それを持っている。そして、我々も行動を起こさなければならない。
我々は試合で平均22本のシュートを打っている。それは多い。Jリーグチャンピオンシップでも、浦和と鹿島がどれだけ撃ったか。
多くのチャンスは作っている。しかし、問題はそれが42%しか枠を捉えていないことだ。それを50%にまで引き上げる必要がある」