ユルゲン・クロップの下、今季調子の良さを見せているリヴァプール。

27日にはストークを4-1で下し、これでプレミアリーグでの順位を2位にまで上げた。12月31日(日本時間1月1日)にはマンチェスター・シティとの上位対決を控えている。

さて、そんなリヴァプールの躍進に関する秘話を英国『Liverpool Echo』が伝えている。記事によれば、チームは栄養の管理方法を見直したのだそうだ。

新しい栄養室長に就任したのは、モナ・ネマーという女性。

もともとはバイエルンに勤めていたのだが、今夏からリヴァプール選手の体調管理をマネージメントしている。

トップチームの選手たちは、ネマーさんが作った独自のダイエットメニューを1日4食も摂取しているそう。クロップ監督はネマーさんの就任によって、チームに明らかな変化があったと話している。

ユルゲン・クロップ(リヴァプール)

「プレシーズン中というのは、普通選手たちはできるだけ多く、そしてできるだけ早く食事を取ろうとする。

しかし、彼らは食事をしたいがためにそこにいた。それを楽しんでいたんだ。信じられないほど素晴らしい食事を取っていたよ。

彼女は初めに大きな印象を与えたから、彼らも注意を払ったんだ」

ネマーさんはリヴァプールの栄養士になると同時に、全てのメニューを見直した。

例えば、トップチームが着替えるスペースにジュースバーを設置。これまでであればハーフタイムになると選手たちはフルーツを口にしていたのだが、現在ではカフェインの入ったリンゴジュースが配られているという。また、試合前には自家製のソースで味付けをしたパスタを口にするそうだ。

ネマーさんが率いる栄養チームについて、クロップ監督は「世界最高の部署にしたい」と話している。

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