『Suddeutsche Zeitung』は、「バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、現代の選手は孤独になるリスクがあると話した」と報じた。
この数年で大きく存在感を高めているソーシャルメディア。多くの選手がそれを使用してファンとの距離を縮めており、様々な話題を作っている。
しかしカルロ・アンチェロッティ監督は、スマートフォンの使用頻度が高まることで、選手同士の繋がりが薄くなってしまうことを懸念しているようだ。
彼はインタビューに対して以下のように答え、話すこと、聞くことは非常に重要であると語った。
カルロ・アンチェロッティ
「選手はそういう形で(スマートフォンを使って)孤立する。彼らの一部は、一日の3時間を画面に張り付いて過ごしている。
家にいる時は、妻や子どもたちと話さなければならない。
私が選手であった頃は、練習場では深いやり取りがあった。
カードゲームをして、テーブルサッカーをして、卓球をした。お互いによく話し合っていた。
今は、お互いに会話をしているのは食事の時くらいだよ。
規律、ルールの順守、そしてリスペクト。それらは私にとって重要なものだ。
私は誰とも話そうと試みている。それ以上に重要なのは、誰の話であってもちゃんと聞くことだ」