それに対してナイジェリアサッカー連盟(NFF)で事務総長を務めているモハメド・サヌシ氏は以下のように話し、証拠を先に出すべきだと反論している。
モハメド・サヌシ(NFF事務総長)
「これらの申し立ては不公平であり、関与した人物の名前も言及されていない。
それらを明かすことで公平になるだろう。アプローチしてきた人々、お金を払おうとした人々の名前をだ。
アモカチは、彼が知っている『清廉でない人々』の名前を提示すべきだ。そうすれば物事は全てベストな方へ進むだろう。
私はこのような物事を聞いたことがない。そして、NFFはこのような振る舞いを見過ごすことはできない。
もしアモカチが証拠を持っているのであれば、それを全面に出すべきである。そうすれば、我々はそれを受け取るだろう。
しかし、アモカチ氏は選手や監督は飢えているためそれを訴え出られる状況にはないと話し、システムに問題があると語った。
ダニエル・アモカチ(JSヘルクレス監督)
「最近ある人物が訴えてきた。『ナイジェリアがアフリカネイションズカップに出場できなかったのは、君たち指導者が賄賂を求めるからだ』と。
理解できるか?私は心が痛かった。
指導者たちは、お金を持ってくる人がいることを確認しているだろう。しかし、彼らはそれを言いはしない。選手も、アシスタントコーチらもそうだろう。
システムが告白を許さないのだ。なぜなら、我々の多くは飢えているからだ。そして、『もし言ったら、二度と敷居を跨がせない』と言われることを恐れているからだ」
なお、先日『賄賂を求められたためにナイジェリア代表入りを拒否した』と伝えられたハイチ代表MFエマニュエル・サーキ(AELリマソール)は、後にそれらの報道を否定している。