『Daily Mail』は、「クリスタル・パレスの新監督に就任したサム・アラダイス氏には、大きな額の予算が費やされる」と報じた。
夏にはFAカップ決勝にも進出するなど活躍を見せたクリスタル・パレスであるが、それから一転、今季は苦しい戦いが続いている。
17試合を終えて4勝3分け10敗となっており、チームを率いていたアラン・パーデュー監督が解任された。
そして、その後任として契約されたのが前イングランド代表監督のサム・アラダイス。『Telegraph』のおとり取材による不祥事発覚で解任された後、3ヶ月での現場復帰となった。
#CPFC are pleased to announce Sam Allardyce as the new First Team Manager on a two-and-a-half year contract - https://t.co/fKHsWCuAey 🔴🔵 pic.twitter.com/nkA3V7z3qX
— Crystal Palace F.C. (@CPFC) 2016年12月23日
そして、その契約についてはかなりいい条件になっているとのこと。
給与については年250万ポンド(およそ3.6億円)で、さらに降格を避けられた場合のボーナスは400万ポンド(およそ5.7億円)という大きな額であるという。
さらに、クリスタル・パレスは冬のマーケットでの補強予算として2000万ポンド(およそ28.6億円)を与えているとのことで、「ビッグ・サム」に対する期待は半端ではないようである。
また、アラダイスは夏にサンダーランドからイングランド代表に移った際、違約金として150万ポンド(およそ2.1億円)、残留要請のためのボーナスとして200万ポンド(およそ2.9億円)を受け取っているという。
さらに、わずか67日の就任となったイングランド代表での仕事でも65万ポンド(およそ9300万円)の賞金、100万ポンド(およそ1.4億円)の違約金を手にしたとのことだ。
このところお金のことばかりがピックアップされるようになったサム・アラダイスであるが、ピッチ上でそれに見合うだけの働きを見せることが出来るだろうか?