今夏のEURO終了後にイングランド代表監督に就任したサム・アラダイス。だが、英紙『Telegraph』によるおとり取材での不適切発言により、イングランド代表史上最短となる67日でその座を降りることになった。

FAは現在もこの件を調査しているというが、すでにアラダイスには監督のオファーが届いていたようだ。

『Telegraph』によれば、彼の招聘に興味を示していたのは英2部のウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズだという。

ウルブスは開幕から14試合でゼンガ監督を解任。この夏に同クラブを買収した中国の複合企業『Fosun』は、プレミアリーグ昇格という野望を持っており、アラダイスを理想的な候補者と考えていたそう。

だが、この件はアラダイスが断ったとのこと。そのほかでは、彼の古巣であるサンダーランドへの復帰も取りざたされているそうだ。

今季からデイヴィッド・モイーズを招聘したブラックキャッツだが、いまだにプレミアリーグで勝利がなく最下位に沈んでいる。ただ、エリス・ショートがサンダーランドのオーナーである限りは、復帰の可能性は少ないだろうとのこと。

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