かつてリヴァプールに所属していたMFジョンジョ・シェルヴィは現在、英2部ニューカッスルでプレーしている。
その彼が5試合の出場停止処分に加え、10万ポンド(1454万円)もの罰金を科されることになりそうだと『Dailymail』が伝えている。
REVEALED: Shelvey banned for five games and fined £100,000 for calling Wolves midfielder Saiss a 'smelly Arab' https://t.co/abqvAkY2XA
— MailOnline Sport (@MailSport) 2016年12月20日
問題とされたのは、9月に行われたウォルヴァーハンプトン戦での出来事。シェルヴィは相手DFロマン・サイズに対して「臭いアラブ人」という人種差別的な発言をしたとされている。サイズはフランス生まれながらモロッコ代表としてプレーする選手だ。
この件についてシェルヴィは否定していたが、FAは立証されたとしており、重い裁定が下ったようだ。ただ、彼は無罪だと主張し続けており、ニューカッスルも控訴する可能性があるとのこと。
A misconduct charge against @NUFC's Jonjo Shelvey has been found proven: https://t.co/QrDJCQNrHg
— The FA (@FA) 2016年12月20日
脱毛症であるシェルヴィはウォルヴァーハンプトン戦で相手選手から頭のことをなじられたと主張する一方、自らの発言については否定している。
サイズにはそれほど英語力がないことから今回の件がここまで長期化したとみられている。