『Times』は、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテのインタビューを掲載した。
昨季レスター・シティで中心的な役割を担い、プレミアリーグ優勝に大きく貢献を果たしたエンゴロ・カンテ。
クラウディオ・ラニエリ監督も放出に難色を示したと言われるが、最終的には下位に沈んでいたチェルシーへ移ることを決めた。
そして今季はアントニオ・コンテ監督の下で勝利を重ねており、プレミアリーグ首位に立っている。
彼はその移籍の理由、そして現在チェルシーが好調を続けている原因について以下のように話している。
エンゴロ・カンテ
(チェルシーに加入した理由は?)
「僕は良くチェルシーのテクニカルディレクターであるマイケル・エメナロと話していた。代理人や関係者ともね。そして、数人の年上の選手にもアドバイスを貰った。
難しい選択だった。なぜなら、その時にレスターでいい感覚を得ていたからだ。移籍はとても難しかった。
しかし、僕は全てを考えた。チェルシーは僕に何をもたらしてくれるか分かっていた。クラブの野心も知っていた。そして、これはキャリアを発展させるいいチャンスだなと思った。色々なことを学べる場所だと」
「レスター・シティでは、タイトルを争えると期待はできなかった。しかし、起こったことは非常に美しいものだった。とても美しかったよ。
説明することもできないほどだ。全てが最初からいい形で進んだ。勝って、勝って、勝ちまくった。おそらく、それはチームスピリットだと人は言うだろうね。
同時にリヤド・マフレズのような選手もいた。そして、ジェイミー・ヴァーディが美しいゴールを決めていった」
(今はチェルシーが勝ちまくっているね?)
「チームスピリットはいくつかの点で似ているね。レスターでは全員が勝利を求め、負けたくないと思っていた。全ての時間で戦っていた。チェルシーも同じだ。
違うのは、チェルシーはチャンピオンクラブだってことだね。彼らは全てを勝ち取ってきたし、王者となった選手がいる。レスターはほとんどの選手が初めてだったから」
(マケレレと似ていると言われるね?)
「僕は彼のようにはなれないよ(笑)
自分に秘密はない。相手のドリブルを読んで、何をやろうとしているかを予測して、それをブロックする。しかし、誰もがやっていることだよ」
(アントニオ・コンテ監督は?)
「彼はとてもいい監督だね。練習で我々はハードワークしているし、常に勝利のために努力している。監督が僕に求める方針はとてもいいね」