『Mundo Deportivo』は、「アーセナルに所属しているチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、税金未払い疑惑のため家を押収された」と報じた。
このところ『Football Leaks』が次々と報じているサッカー関係者の税金逃れ疑惑。
クリスティアーノ・ロナウドやジョゼ・モウリーニョなど大物の他、ルチョ・ゴンサレスらにも租税回避地を使った所得隠し行為があったと指摘されている。
スペイン当局、ロナウドやモウリーニョらの莫大な税金逃れ疑惑を調査へ https://t.co/I9JnpRqZqg
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2016年12月4日
そして、現在はアーセナルでプレーしているアレクシス・サンチェスも、スペイン当局によって税金逃れが追求されている人物の一人である。
彼はバルセロナに所属していた2011~2013年の間、370万2540ユーロ(およそ4.5億円)に及ぶ税金の支払いを逃れていたと考えられている。
マルタ(租税回避地)に設立されたオフショア企業Numidia(アレクシス・サンチェスが株式の99%を所有している)を使うことによって彼は肖像権収入を隠していたという。
好調A・サンチェス、税金詐欺容疑で法廷に呼ばれる https://t.co/s0PI8jH6mN
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2016年11月20日
これに関して現在スペインの税務当局はバルセロナにあるアレクシス・サンチェスの家を押収するという手段に出たとのことだ。
なお、バルセロナでは他にもハビエル・マスケラーノ、リオネル・メッシ、アドリアーノ・コヘイア、ネイマール、サミュエル・エトーなどが未払税金を指摘され裁判に臨んでいる。