14日に行われるクラブワールドカップ2016の準決勝。

プレーオフから勝ち上がった鹿島アントラーズが戦うのは、南米王者のアトレティコ・ナシオナルだ。

アトレティコ・ナシオナルは1947年に創設されたクラブ。

ミジョナリオスやアメリカ・デ・カリと並ぶコロンビアの強豪で、1部リーグの優勝回数は最多の15回。リーグが発足してから一度も降格を経験していない。

2015シーズンのコロンビアリーグを制すと2016年にはコパ・リベルタドーレスでサンパウロなどを下し、二度目の南米王者に輝いた。

そんなアトレティコ・ナシオナルだが、かつて在籍した選手には以下のような顔ぶれが並ぶ。

GK:レネ・イギータ
GK:ダビド・オスピナ
DF:イバン・コルドバ
DF:フアン・スニガ
MF:フアン・キンテーロ
FW:ファウスティーノ・アスプリージャ
FW:フアン・パブロ・アンヘル
FW:ビクトル・イバルボ

カルロス・バルデラマやハメス・ロドリゲスの名前こそないが、コロンビアの有力選手が多数!

驚愕の“スコーピオンキック”で有名なイギータは1986年から1992年までアトレティコ・ナシオナルに在籍し、1989年にはリベルタドーレスの優勝にも貢献。日本で開催されたトヨタカップにも出場しており、当時黄金期を迎えていたミランとの対戦経験がある。

快速DFとして知られ、インテルで長く活躍したコルドバもアトレティコ・ナシオナルから世界へ羽ばたいた一人だ。また、オスピナやスニガは同チームのアカデミー出身。その後両者はニースとシエナにそれぞれ引き抜かれており、こうして見るとコロンビア代表の中心選手がアトレティコ・ナシオナルを経由していることが分かる。

さらに、1994年のワールドカップでオウンゴールを喫し、その後射殺され死亡したDFアンドレス・エスコバルはアトレティコ・ナシオナルのレジェンドである。

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