Jリーグ参入からわずか1年でJ2へ昇格したレノファ山口。J2初挑戦となった2016シーズンも勢いを継続させ、12位で見事に残留を果たした。

成績以上にインパクトを与えたのが、パスを多用した攻撃的なサッカー。上野展裕監督のもと異色のスタイルで結果を残してきたチームは、J2の舞台でもその力を遺憾なく発揮しリーグに新風を吹き込んだ。

上野監督は2017シーズンも続投が決定。就任4年目を迎える来季に向けて、「試練の時も、どんな時も、志をもって、心をひとつに、皆様とレノファという名城を築いていきたいと思います」と意気込みを語っている。

Renofa Yamaguchi 2017 Finta Home

山口は11日、2017シーズンに向けた新ユニフォームを発表。

ホーム(1st)は、クラブカラーであるオレンジを基調に黒を組み合わせたデザイン。武士が身に着けていた兜(カブト)の飾り部分をモチーフに“兜迷彩”としてユニフォーム全体に散りばめたほか、背中にもシルバーで大きく配した。

山口の地に「大内文化」を築き活躍した、大内氏のように山口県にもプロスポーツが根付く文化を築いていきたいという思いが込められている。

両サイドには前モデル同様、国宝に指定されている瑠璃光寺の五重塔のイメージも重ねた燃え上がる炎を配置。このまま定着していく可能性もありそうだ。サプライヤーは4年目のFinta。

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