『Corriere dello Sport』は、「フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンは、ローマにDFアントニオ・リューディガーの譲渡を要求している」と報じた。

今季アフリカでは大陸王者を決めるネイションズカップが行われる予定で、来年1月14日からおよそ1ヶ月間試合が続く。

欧州のリーグはその間も開催されているため、アフリカの代表チームに招集される選手を抱えているクラブは、この期間のダメージに備える必要がある。

エジプト代表FWムハンマド・サラーを失う可能性が高いローマは現在その対応に追われており、その穴埋めとして考えられているのがパリ・サンジェルマンのヘセ・ロドリゲスであったという。

今季2500万ユーロ(およそ30.2億円)でレアル・マドリーからパリへとやってきたヘセであるが、まだ今季は全く結果を残せていないに等しい状況である。

ローマはそれを利用してローン+買い取りオプションという形でオファーを出したとのことだが、パリ・サンジェルマン側はそれを拒否している。

しかし、パリ・サンジェルマンは逆にローマへ「ドイツ代表DFアントニオ・リューディガーを譲渡してくれれば」という条件を突きつけたとのことだ。

余剰戦力を使って手薄な最終ラインを強化したいパリ。リューディガーは今季まだ6試合しか出ていないため絶対的なレギュラーではないが、1ヶ月のために23歳の若手を出せるかどうか?

今冬、もしかしたらこの両者の間で大きなトレードが行われるかもしれない。

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