セルティックの英雄で、バルセロナなどでも活躍したFWヘンリク・ラーション。
2009年に現役を引退した後は指導者に転身しているが、20年近い選手キャリアの中では大きな後悔があるそうだ。
英国『Mail Online』が伝えている。
Henrik Larsson reveals his biggest career regret https://t.co/F7T0Ogy5Du pic.twitter.com/kXKHEXCtn0
— MailOnline Sport (@MailSport) 2016年12月7日
記事によれば、それはマンチェスター・ユナイテッドとの契約を延長しなかったことだという。
2006年、バルセロナを退団したラーションは母国に戻り、ヘルシンボリでプレーしていた。加入1年目は15試合に出場し8ゴールをあげるなど流石の活躍を見せていたのだが、スウェーデンリーグは12月で終了。そのため、短いオフシーズンを利用しマンチェスター・ユナイテッドに短期ローンで加入していた。
ユナイテッドでは7試合に出場し1得点をあげるなど、即座にフィット。その貢献度の高さからサー・アレックス・ファーガソン監督に残留要請を受けたものの、結局はヘルシンボリへと復帰することとなった。
当時はヘルシンボリとの契約が残っていたとは言え、ラーションには「あの時ユナイテッドに残留していれば…」という思いがあるそうだ。
ヘンリク・ラーション
「それが私の選手キャリアで唯一の後悔だ。
私はユナイテッドに残留すべきだった。そうすればプレミアリーグの優勝メダルを手にしただろうし、もう一年チームに残ることになっただろう。
しかし、私にはヘルシンボリとの契約が残っていたんだ。
マンチェスター・ユナイテッドではすべての事がプロフェッショナルだった。
私が甥の洗練式(キリスト教徒の儀式)に出席しなければならなくなった際、チームは試合後に私を乗せるための飛行機を予約してくれた。