『Mediapart』は「ジョゼ・モウリーニョ監督は、タックス・ヘイブン(租税回避地)を利用して1200万ユーロ(およそ14.5億円)の所得を隠している」と報じた。
先日から大きな話題となっているジョルジュ・メンデス代理人の顧客による税金逃れ疑惑。タックス・ヘイブンを利用して多額の所得を隠しているというものだ。
ロナウドとモウリーニョに税金詐欺疑惑?代理人が応答する https://t.co/KzDuZ2Zc92
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2016年12月3日
対象となっているのはクリスティアーノ・ロナウド、ジョゼ・モウリーニョ、ラダメル・ファルカオ、ペペ、ファビオ・コエントラォン、ハメス・ロドリゲス、リカルド・カルヴァーリョの7名だ。
記事によれば、ジョゼ・モウリーニョ監督はニュージーランドやヴァージン諸島にオフショア口座を作り、そこに1200万ユーロもの所得を隠しているという。
彼は2010年、2013年にもスペインで税金に関する調査を受けており、その際に未報告の収入があったことから追徴課税を支払っている。
これらの税金隠蔽システムはジョルジュ・メンデス代理人を中心として構築されており、他にも何百万ユーロもの収入が隠されているものと考えられている。
今後スペイン税務当局はこれらの問題を調査すると発表しており、他の選手らについてもメディアで内容が報告されてくるはずだ。
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