『Mirror』など各メディアは、「シャペコエンセのGKダニーロは、死の直前に妻へ最後のメッセージを送っていた」と報じた。
コロンビアで28日夜に発生した航空機事故によって、コパ・スダメリカーナ決勝に向けて移動していたシャペコエンセの選手やスタッフが多数犠牲になった。
搭乗していた77名のうち71名が死亡し、シャペコエンセのメンバーでは3名(アラン・ルシェウ、ネト、ジャクソン・フォルマン)だけが生き残った。
しかし、その中で唯一生存した状況で救出されながら、病院に運ばれた後に死去した人物がいる。それがGKのダニーロ・パディーリャだった。
31歳の彼は大きな怪我を負って治療を受けながら、妻に電話をかけて会話をし、その直後に死亡したとのことだ。
Tragic Chapecoense goalkeeper Danilo Padilha made heartbreaking final call to wife moments before death https://t.co/iS3crGm4DH pic.twitter.com/nOmOOcwhrn
— Daily Mirror (@DailyMirror) 2016年11月29日
そして、この事故を前にして新たな生命を授かった選手もいた。
¡No puede ser Dios mío□! Al jugador Thiaguinho su esposa le había mandado esta sorpresa de que iba a ser padre. pic.twitter.com/vpcyIeRuQz
— Wilson Ganem (@WillyGanem) 2016年11月29日
今年22歳になる若手FWチアギーニョは、わずか1週間前に妻のグラジエーレに妊娠が発覚したばかりだったという。
その喜びを見せているところの動画が彼の家族によって公開され、多くの悲しみのコメントを集めている。