パプアニューギニアで開催されているFIFA U-20女子W杯が佳境を迎えている。
“ヤングなでしこ”ことU-20日本女子代表は29日にフランスと準決勝を戦う予定だ。
そんな大会では準々決勝で驚きの双子対決があった。『FIFA.com』が伝えている。
🇺🇸 2-1 🇲🇽
Gran inicio mexicano con el tiro libre de @Maria17_7 y remontada estadounidense en los minutos finales 🎥 https://t.co/PXgNo4PJwL pic.twitter.com/LRcd1mJWTU
— FIFA.com en español (@fifacom_es) 2016年11月25日
それが起きていたのは準々決勝、アメリカ対メキシコ戦。
アメリカ代表にはサブリナ・フローレス、メキシコ代表にはモニカ・フローレスと同じ姓を持つ選手がおり、ともに先発出場していた。2人は1996年1月31日生まれで、実の双子なのだ!(なお、メキシコにはもうひとりバネッサ・フローレスという選手もいるのだが、彼女は無関係)。
これまで20年間一緒に暮らし、ノートルダム大学でともに医学を学んでいるというが、この日は対戦相手として向かいあうことに…。
なんでも2人は予選ですでに対決していたというが、それでもモニカは「変な感じ」と述べていたそうだ。
モニカ・フローレス(メキシコU-20代表DF)
「こういうことが起きるのはおもしろい。でもおおごとじゃない。
(姉妹対決に)両親は別に苦しんでいないわ。それどころかワクワクしてるし、私達2人を均等に応援してくれる。
両親は私たちにいい試合を望んでいる」
モニカはメキシコの5番、サブリナはアメリカの4番だ。2人ともポニーテールで髪形も一緒!
そんなフローレス・ツインズが激突した一戦は2-1でアメリカが勝利。準決勝に進んだのはサブリナだった。そのアメリカは決勝進出を懸け北朝鮮と対決する。