日本代表における2016年の戦いが終了した。
そこで今回は、Qoly編集部がこの一年を総括!それぞれに「最もサプライズ選手」と、「来年最も期待する選手」を答えてもらった。
2016年の日本代表、最も驚きだった選手は誰だ!
編集部S
Q. 2016年の日本代表、最大の「サプライズ」は?
A. 原口 元気(ヘルタ・ベルリン)
コメント:
2016年の日本代表において、最大の収穫は原口元気の成長だろう。2011年からA代表に招集されている原口だが、今年は完全に覚醒の年となった。ドイツで自信をつけたのか、そのプレーにはとにかく迷いがない。前を向いたら仕掛け、ペナルティエリア付近ではしっかりと右足を振り抜く。その走力はもちろんチームを助けているが、それ以上に躍動感やスピード感は見ていて清々しいほどだった。ボールを持つ度にこれだけワクワクしてしまう日本人はなんだか久しぶりである。今年は5ゴールをあげ全選手の中で最も得点数が多かったが、それでもフィニッシュの精度はまだまだ。そこさえレベルアップすれば、いよいよ手のつけられない選手へと変貌を遂げるだろう。
Q. 2017年に最も期待する選手は?
A. 岡崎 慎司(レスター)
コメント:
岡崎慎司にとって2016年は、プレミアリーグ制覇を成し遂げるなどある程度満足感のいくものだったかもしれない。しかし、代表チームではわずかに2ゴールしかあげておらず、これは2009年以来最少の数字だ。もちろんチームへの貢献度は高いのだが、それでも岡崎には常に日本代表のトップスコアラーでいてほしいというのが個人的な感想だ。大迫や原口の台頭もあり、2017年はより激しいポジション争いを強いられるはず。この状況を成長のチャンスと捉え、またワールドカップの舞台でゴールを奪ってほしい。