U-19韓国代表は、11月8日に行われた2016 U-19水原コンチネンタル・カップの第1戦でイランと対戦。3-1で勝利をおさめた。

この試合では、韓国の至宝イ・スンウがそのポテンシャルの高さをまざまざと見せつけた。

先月バーレーンで開かれたAFC U-19選手権では、まさかのグループリーグ敗退となった同代表であったが、今大会ではバルセロナに所属するイ・スンウを招集。前半19分、イ・ユヒョンのゴールで先制した韓国は、後半からそのイ・スンウを投入した。

すると韓国サッカー界の未来を担うであろう若武者は、その期待に見事に応えてみせる。

同点に追いつかれた直後の後半18分、相手DFのギャップをつく鋭い抜け出しからPKを獲得。これをイ・スンウ自ら冷静に沈め逆転に成功する。

アディショナルタイムには、スルーパスから背後に抜け出し、DFを素早い切り返しで抜き去ると、マイナス方向へラストパス。

この折り返しを、同じくバルセロナに所属するペク・スンホが狙いすましたシュートでゴールに突き刺し、めでたくバルセロナ・デュオによるアベックゴール達成となった。

1ゴール1アシストの結果を残し勝利の立役者となったこの日のイ・スンウは、スーパ―プレーを連発。後半途中には、まるでサーカスのようなドリブルとトラップを披露している。