2022年にカタールで開催される予定のワールドカップ。『Time』によれば、大会期間中に公共の場での飲酒は禁止されることになりそうだという。

それによれば、大会期間中のドーハでは公共の場での飲酒が認められなくなるようだ。さらに、カタール側はスタジアムでのアルコール摂取も禁止しようとしているとのこと。

当局幹部が「路上や公共の場でのアルコール摂取は認められないでしょう。それが最終的なものです」と述べたとしており、飲酒は「遠く離れた場所」だけで認められる模様。 イスラム教を国教とするカタールだが、アルコールが即時の厳罰対象ではないというものの、その摂取と販売には制限があるとのこと。

在カタール日本国大使館のHPによれば

当国はイスラム教を国教としています。イスラムの戒律が異教徒に強制されることはありませんが、イスラムの教えが法律として施行されている場合もあります。(中略)

飲酒、酒類の製造及び販売は原則として禁止されています。ただし、一部ホテル内のレストランにて酒類のサービスが受けられます。

また一定以上の収入のある外国人居住者に対しては、許可を取得の上、ドーハ市内の販売店から酒類(及び豚肉)の購入が認められていますが、国外から持ち込むことはできません。

(ラマダン期間中)イスラム教徒以外に断食を強要されることはありませんが、無用のトラブルを避けるためにも、人目につく場所での喫煙・飲食は避けるべきでしょう。

外国人の場合、飲酒の許可申請ができるほか、ホテルでもアルコール類のサービスを受けることもできるそう。だが、路上で酔っぱらうようなことは違法になるようだ。

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