adidasがバルセロナに対して法的措置に出るかもしれないと、『ESPN』など各メディアが伝えている。
adidas is taking legal action against Nike over Barcelona's jersey stripes: https://t.co/znhzcKhN90 pic.twitter.com/Z2Krdwvrvq
— SoleCollector.com (@SoleCollector) 2016年11月10日
adidasは日本でも有名なスポーツブランドであり、デイヴィッド・ベッカムやリオネル・メッシといったスーパースターを広告塔に持つ。
そんな同社にとって、ブランドの象徴となっているのが“スリーストライプス”と呼ばれる三本線だ。
サッカーのユニフォームでは肩や脇の下に配置されることの多いこのデザイン。
まさに同社のトレードマークでもあるが、今季バルセロナが使用しているユニフォームがそのスリーストライプスに酷似しているとadidasは指摘しているそうだ。
バルセロナは昨シーズン、ホームユニフォームにクラブ史上初となるボーダー柄を採用していたが、今季は伝統の“縦縞”へ回帰。
UEFAチャンピオンズカップを初めて制した1991-92シーズンのモデルをモチーフとしたデザインで、太めのストライプの中に細かいシャドーストライプを配すデザインを取り入れた。
バルセロナのユニフォームをサプライしているのはadidasの競合でもあるNikeだ。
記事によれば、アメリカ特許商標庁(USPTO)はadidas側からの訴えを調査している段階にあるようで、仮に違反だという判断が下れば、バルセロナはシーズン中でありながらユニフォームの変更を強いられることになるかもしれないという。
なお、現時点では両者ともに公式な見解は示していない。