かつてカメルーン代表で活躍を見せ、2003年にマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれたことで知られているMFエリック・ジェンバ=ジェンバ。
サー・アレックス・ファーガソン監督からは大きな期待を受けたものの、一貫性を欠くパフォーマンスに終始。2005年にアストン・ヴィラへ移籍してからも、私生活の方でトラブルがあり、破産も経験している。
イングランドを離れてからはカタール、デンマーク、イスラエル、セルビア、スコットランド、インド、インドネシアと渡り歩き、ジャーニーマンとなっていた。
そして、今季フリーエージェントになっていた彼が選んだのは、これまでで最も意外なクラブであると言える。
『footvaud』によれば、そのクラブ名はベレイゲス=ヴァロルブ。なんとスイスの5部にあたるリーグに所属しているアマチュアチームだ。
監督を務めているジャン=イヴ・ボナール氏はスイス人選手を求めていたものの、ジェンバ=ジェンバを獲得できるとわかった時点でその信念を変更するほど興奮したという。
ジェンバ=ジェンバは、現在ベレイゲス=ヴァロルブに所属しているジャック・エトンド氏と友人であったことから、このクラブへの加入に前向きになったとのことだ。
なお、契約については来年6月までとなっており、4部昇格に向けて彼の力が役に立つかどうか注目される。
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