ベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)の関係者はこのほど、今季、同クラブからJ2の水戸ホーリーホックおよび横浜FCに期限付き移籍したFWグエン・コン・フォンとMFグエン・トゥアン・アインについて、来季はベトナムに復帰する可能性が極めて高いと明らかにした。

これは、HAGLのドアン・グエン・ドゥック会長の以前からの強い意向だという。水戸と横浜FCは移籍期間の延長を希望しているが、両選手の今季の出場試合数が片手で数えられるほどだったことから、ドゥック会長は来季以降、両選手の出場機会を増やすため、呼び戻すことを決定したという。

一方、Kリーグ・クラシックの仁川ユナイテッドに期限付き移籍したMFルオン・スアン・チュオンについては、もともと移籍期間が2年であり、監督が交代して以降は出場機会が増えていることから、来季も韓国でプレーすると見られている。

なお、グエン・コン・フォンとグエン・トゥアン・アインは11月8日のインドネシア代表との親善試合に向けて4日に帰国。初日はランニングなどで汗を流してコンディションを整えた。

5日午前の練習では、グエン・コン・フォンがチーム練習に合流。負傷中のグエン・トゥアン・アインは別メニューで調整となった。海外組の残る一人ルオン・スアン・チュオンは少し遅れて6日に帰国予定となっている。

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