『BBC』は「中国超級リーグの広州恒大は、元イングランド代表DFジョン・テリーの獲得に向けて、800万ポンド(およそ10.3億円)の年俸を提示する」と報じた。
チェルシーで長くプレーを続けているジョン・テリーは、今年末に36歳となる。今季序盤はレギュラーであったが、一度怪我をしてからはリーグで出番がない状況となっている。
その彼に大きな額の契約をオファーしようとしているのが、広州恒大であるとのことだ。
中国超級リーグを六連覇したチームの指揮官は、かつてチェルシーでも監督を務めていたルイス・フェリペ・スコラーリ氏。
教え子を最終ラインの目玉、そして大使的な役割をこなす人物として引き入れようという思いがあるという。
チェルシーとの契約は今季限りとなっており、2017-18シーズンまでそれが延長されることになるかどうかは不透明な状況である。
ジョン・テリーは引退後に指導者への転身を考えていると言われており、チェルシーのアカデミーで定期的にセッションを行っている。それを重視して考えるか、あるいは中国で新しいキャリアを始めるか。テリーの選択には関心が集まりそうだ。