プレシーズン恒例のインターナショナル・チャンピオンズ・カップが各地で行われている。先日にはカリフォルニア州のローズボウルでチェルシー対リヴァプールの一戦が催された。
1-0でチェルシーが勝利した一戦で、キャプテンでもあるDFジョン・テリーはフル出場。そのテリらーの素敵な振る舞いを、ICC公式が伝えている。
試合後のピッチでテリー、ティボー・クルトワ、アスミル・ベゴヴィッチと対面を果たしたのは、14歳のドーソンくん。彼は生まれながら左手の指がないそうだが、サッカーが大好きで自らもGKとしてプレーしている。
先週、テリーはチェルシーファンだというドーソンくんとSkypeで通話し、この試合に招待していたのだ。なお、彼の隣にいたのは支えてくれているという友人のジェイコブくんだそう。
サイン入りのチェルシーグッズをプレゼントされたドーソンくんは、こうその喜びを語っていた。
ドーソン・リヴァーマン
「今日は凄かったです。彼らのプレー、そして勝利を見ることができて楽しかった。
その後、彼らと会えたことは本当にクールでした!
彼らは僕の話をどれほど好いているかや、僕が進み続けるためにどれほどの勇気があったかについて話してくれてました」
また、彼の母であるドーンさんも感極まっていたようだ。
「私達の夢が叶いました。こんなことが起こるとは全く思ってもみませんでした。
アメージングで、言葉がありません。彼らは素晴らしく、そしてとても背が高かった!
贈り物をくれ、ドーソンをスターのようにしてくれました」
テリーらの素敵な行いは、ドーソンくんにとって忘れられない思い出となったことだろう。