『Gr Parlamento』は「インテルの大口スポンサーであるPirelliのCEOは、クラブの経営陣がチームと遠い位置にいることを批判した」と報じた。
インドネシア人のエリック・トヒル氏が会長を務め、さらに今夏はオーナーが中国の蘇寧グループに移ったインテル。
大きな補強を行い、監督もフランク・デ・ブール氏を招聘したものの、ここまで成績は伸びておらず、指揮官解任の可能性が高まっている。
インテルを長年支援してきたPirelliの最高責任者であるマルコ・トロンチェッティ・プロヴェラ氏は、クラブの経営陣とチームとの距離があると語った。
マルコ・トロンチェッティ・プロヴェラ(Pirelli経営最高責任者)
「どれほど傑出したコーチであっても、クラブの後押しなしでは、偉大な物事を達成するのは難しいだろう。
サッカークラブは、ジャカルタや北京、南京から動かすことは出来ないのだ。
インテルは6年間で15のトロフィーを勝ち取った。そのときにはオーナーが存在したという事実がある。
サッカーにおいて一般的に勝利の方程式としてあるものは、情熱的なオーナーがチームの近くにいることだ。それは、ベルルスコーニとミラン、アニェッリとユヴェントスのようなものだ」
(フランク・デ・ブール解任については?)
「彼は多くのミステイクを犯し過ぎた。モラッティ元会長の復帰の可能性?その問題については、かなり以前に解決されている必要があった。今我々はそれとは違ったインテルの話をしている。
マンチーニの復帰はないと考えている。それは難しい。
シメオネは偉大なコーチである。インテルはその魂を持っているし、彼の名前はインテルに情熱を作り出してくれるだろう」
なお、Pirelliも昨年中国化工集団に買収されており、中国資本の企業となっている。